この記事ではウィブル証券のMoneybullの特徴やメリット、口座開設の手順と、実際にMoneybullを運用するまでの流れを解説します。

Moneybullに興味があるけれど、どうやってはじめたら良いかわからない…。



そんなあなたも大丈夫!
画像付きで解説しますので、この記事を読めば口座開設から入金、Moneybullの運用を開始するところまで丸わかりです!
ではさっそく解説していきます。
→ウィブル証券無料口座開設はこちらウィブル証券のMoneybullとは?


ウィブル証券は親会社Webullグループ(世界13ヵ国でビジネスを展開している米国のグローバル企業)の日本法人で、日本では2023年からサービスを開始しています。
ウィブル証券は日本ではあまり馴染みがないかも知れませんが、世界的にはとても評価が高い証券会社です。
Webullアプリはなんと全世界で4,000万ダウンロードされており、日本での知名度もじわじわ上がっている、いま話題の証券会社です。



そんなウィブル証券で注目なのが、「Moneybull」です
- Moneybullは外貨建てMMF運用ツール
- ETFの売却代金も自動で外貨建てMMF運用される
- Moneybullで運用しながら好きなタイミングで米国株の買付もできる
ひとつずつ詳しく解説します。
Moneybullは外貨建てMMF運用ツール
Moneybullはウィブル証券が提供する外貨建てMMF運用ツールです。


外貨建てMMFとは?
外貨建てMMFとは預金や格付けの高い国債、社債で運用されるもので、ウィブル証券の外貨建てMMFはゴールドマン・サックスの商品で運用されます。
米国株の売却代金も自動で外貨建てMMF運用される
ウィブル証券の外貨建てMMFはほかの証券会社と違って、米国株の売却代金や配当金など、ドルが自動で外貨建てMMFで運用されることが特徴です。
これにより、使っていないドルを遊ばせることなく効率よく資産を運用できます。


Moneybullで運用しながら好きなタイミングで米国株の購入もできる
Moneybullを運用しながら好きなタイミングで米国株の購入もできます。
米国株の買い付けがなされると、買付代金に相当する外貨建てMMF解約注文が自動で行われるため、事前の解約手続き等が不要です。
ただし、以下の点には注意が必要です。
- 注文が成立しなかった場合でも、買付代金分の外貨建てMMFは解約される
- 注文が有効な間は、現金として資金拘束が行われる
- 資金拘束をされた米ドルについては、自動スイープの対象にはならない
- 預かり金に米ドルの現金がある場合には、米ドルから先に買付代金に充当されるため、米ドルから円への両替や、オプション口座への資金振替等を予定されている場合には注意が必要
ウィブル証券の口座開設方法
- 電話番号認証
- 確認・同意事項のチェックと個人情報の入力
- 投資経験や資産情報の入力
- 納税方法の選択
- 本人確認書類の提出
- 取引パスワードの設定
ここから、ウィブル証券の口座開設手順を詳しく手順を解説します。
















利回り(インカムゲイン)とキャピタルゲインとは?
- 利回り(インカムゲイン):資産を保有していることによって得られる定期的な収益。株式の配当金や不動産の家賃収入などがこれに当たります
- キャピタルゲイン:資産の購入価格と売却価格の差額、つまり売却益のことです







特定口座(源泉徴収あり)なら、確定申告が不要になります!












以上で口座開設の申請は完了!



1~3日程度で審査の結果が届くので、それまで待ちましょう♪









確認のため、取引パスワードは2回入力します。


入金方法
無事アプリにログインできたら、次は総合口座に現金を振り込みましょう。








クイック入金について
- 振込手数料はいつでも無料
- 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、PayPay銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行でのみ利用可能
- 24時間いつでも総合口座に入金でき、リアルタイムで反映→買付可能



上記6行以外の銀行から入金する場合は、「総合振込」を選びましょう!
今回は「総合振込」の手順を解説します。
※「総合振込」の場合は、利用する金融機関によって振込手数料が発生する可能性があります





入金手続きが完了すると、アプリにも金額が反映されます!
日本円を米ドルに両替する方法
Moneybullの運用を開始するには、入金した日本円を米ドルに両替する必要があります。
手順はこちら!















完了画面が表示され、両替が完了しました!


Moneybullの運用開始方法
日本円をドルに両替したら、Moneybullの運用を開始しましょう!







「有効」になっていると、Moneybullが「自動で運用している」状態です!
口座開設後の初期設定では、「有効」になっています。


「一時停止」と「無効」の違い
一時停止:Moneybullのサービスを一旦お休みすること(再開が可能)
無 効:Moneybullを解約し、サービスを終了すること
Moneybullのデメリット
- 為替手数料がかかる
- 為替リスクがある
- 元本保証ではない
ここからはMoneybullのデメリットを解説します。
為替手数料がかかる
Moneybullは外貨建ての投資信託なので、為替手数料がかかります。
ですがウィブル証券の為替手数料は、ほかの証券会社と比べると、比較的安く設定されています。
証券会社 | 為替手数料 |
---|---|
ウィブル証券 | 0.15円(15銭) |
SBI証券 | 0.25円(25銭) |
マネックス証券 | 0.25円(25銭) |
ウィブル証券の為替手数料は0.15円(15銭)。
ほかの証券会社では0.25円(25銭)なので、為替手数料は安いです。
為替リスクがある
前述のとおりMoneybullは外貨建ての投資信託なので、為替リスクは必ず発生します。
為替レートが円高の方向に動くことで外貨建て資産の円の価値が減少し、損失につながる可能性があります。
ただしMMF自体は国債など安全性の高い商品で運用されているので、ドルをドルのまま運用するには良い運用先です。
元本保証ではない
Moneybullは外貨建てのMMFで運用されるサービスです。
そのため為替変動による円換算や、外貨建てでの純資産価格が変動することなどから、元本割れを起こす可能性があることを知っておきましょう。
ただし、運用対象が安全性の高い短期債券に限られているので、“保証はないけどリスクも非常に小さい”のが特徴です。
Moneybullのメリット
- 買付・解約の手数料が無料
- 外貨預金に比べて為替手数料が安い
- 特定口座(源泉徴収あり)なら、確定申告が不要
- いつでも解約可能
- 高利回り
ここからはMoneybullのメリットをご紹介します。
買付・解約の手数料が無料
Moneybull自体には買付・解約に手数料はかからず、運用管理報酬(信託報酬)が純資産総額に対して年率0.70%を上限として設定されています。
この信託報酬は保有する外貨建てMMFから差し引かれて支払われます。
外貨預金に比べて為替手数料が安い
Moneybullは外貨預金のように為替手数料が発生する仕組みではなく、売却金や配当金などを自動で運用する仕組みのため、外貨預金よりおトクと言えます。
特定口座(源泉徴収あり)なら確定申告が不要
「源泉徴収あり」にするとウィブル証券が税金の計算と納付を行うため、確定申告は必要ありません。
ただし年間の損益が損失となった場合に、その損失を「源泉徴収ありの特定口座」以外の譲渡益と相殺にするなど、イレギュラーなケースでは確定申告が必要になります。
いつでも解約可能
Moneybull自体を解約するというよりかは、Moneybullの機能を「有効」にしている状態から、総合口座の米ドルを解放したり、ほかの取引に充当したりする「無効」の状態にできるということです。
Moneybullは運用開始時は「有効」になっているので、解約(無効)したい場合は設定が必要です。
安全かつ高利回り
Moneybullは預金や格付けの高い国債、社債が主な取り扱いなので、ほかにはない「安全性」かつ「高利回り」を実現しています(※2024年9月末時点での月間平均換算利回りは4.5%)。
利回りはどう決まる?
- 短期金利に連動している
- ≒政策金利連動なので、今は高利回り!
おすすめの運用方法
ウィブル証券でのおすすめの運用方法は、米国株を買い、売却代金や受取配当金でMoneybullを運用する方法です。


なぜこの方法がおすすめなのかというと、米国株の取引手数料・為替手数料が安いことと、配当金などで受け取ったドルが働いてくれるため、ドルを遊ばせることなく、効率よく運用できるからです。
Moneybull初回買付時の注意点
- Moneybullが有効の場合、総合口座にある米ドルは自動で買付される
- ファンド休業日を除く、平日15時に買付が行われる
- Moneybullの初回買付には、10米ドル以上の現金が総合口座に必要
- 買付されない場合、預り金保留額を確認
ここからはMoneybullの初回買付時に注意することをご紹介します。
Moneybullが「有効」の場合、総合口座にある米ドルは自動で買付される
Moneybullは総合口座にある”米ドル”を自動買付し、運用しています。



Moneybullを運用したい場合は、総合口座に日本円ではなく米ドルが必要です!
またMoneybullが自動で運用されるかどうかは、「有効」「一時停止」「無効」で切り替えが可能です。
初期設定では「有効」=「自動で運用」になっています。
ON・OFFの設定方法はこちら!






「一時停止」と「無効」の違い
一時停止:Moneybullのサービスを一旦お休みすること(再開が可能)
無 効:Moneybullを解約し、サービスを終了すること
ファンド休業日を除く平日15時に買付が行われる
Moneybullの自動買付は原則、ファンド休業日を除く平日15時時点で行われます。
解約についても同様に、15時までの解約申込みを当日解約として取り扱います。



ファンドの休業日はウィブル証券公式サイトのカレンダーで確認できます。
初買付には10米ドル以上の現金が総合口座に必要
Moneybullを運用するために、総合口座に最低いくらの現金が必要なのかを計算してみました!
日本円で約1,490円(1ドル148.84円計算)が必要です。
※画像の時点で1ドル148.84円であり、ウィブル証券の為替手数料は0.15円
→為替レートを1ドル148.99円で計算しています(小数点以下は切り上げ)
買付されない時は?預り金保留額を確認しよう



総合口座に10ドル以上入れているのに、買付がされない…。



そんな時は、「預り金保留額」を確認しましょう!
預り金保留額とは?
預り金(即日換金可能)として残しておきたい金額のこと
例えば預り金保留額を1000ドルに設定していた場合、前述したとおり自動買付には10ドル以上が必要なので、Moneybullの買付が行われないので注意が必要です。
この場合は、預り金保留額を変更しましょう。手順はこちら!




預り金保留額は、あなたが総合口座にいくら入金しているかで”いくらに設定するか”が決まってくるので、口座に入っている金額を見ながら調整しましょう。
Moneybullの分配金について
- 月末もしくは解約時にまとめて支払われる
- 0.01米ドル未満は分配金として計上されない
次から詳しく解説します。
月末もしくは解約時にまとめて支払われる
Moneybullの分配金は運用実績に応じて毎日、計算が行われます。
そして月末の最終営業日、もしくは解約時に、まとめて総合口座に入金される仕組みです。
毎日の分配金額が0.01米ドルに満たない場合は計上されない
毎日の分配金額が0.01米ドルに満たない場合には、分配金として計上されないので注意が必要です。
→ウィブル証券無料口座開設はこちらまとめ
ウィブル証券のMoneybullの特徴やメリット、口座開設申し込みの手順と、実際にMoneybullの運用を開始するまでの流れと注意点を解説しました。
- Moneybullはウィブル証券が提供する外貨建てMMF運用ツールで、ウィブル証券の総合口座に米ドルを入れておくだけで自動で運用してくれるサービス
- 分配金は月末もしくは解約時にまとめて支払われる
- 為替手数料・為替リスク・元本保証ではないなどのデメリットがある
- 配当などで受け取ったドルを高利回りで運用できるなどのメリットがある
- ウィブル証券の口座開設申し込みは最短5分で完了
- Moneybullの運用は10ドル以上の現金が総合口座にあり、「有効」になっていると開始される
- それでも買付されない場合は「預り金保留額」を見直すなど、注意が必要
ウィブル証券は米国株の買付手数料も安く、このMoneybullで受け取る配当金を自動運用する仕組みも整いました。
米国株で配当金を受け取りたい人はウィブル証券がおすすめです!
→ウィブル証券無料口座開設はこちら
コメント