本記事では「ジェイソン流お金の増やし方」を読んだ感想をまとめています。
この本がおすすめな人
- 元本割れが怖くて資産運用を始められない人
- 米国株に投資しているけど他にも投資対象を増やすべきか迷っている
- 米国株投資を始めたい人
私の運用資産はほとんどが米国株です。
米国株への投資を約3年続けてきましたが、「全世界への投資が安全なのでは?」と少し不安になることもあり、VTI(米国4000社)に全資産を投資している厚切りジェイソンさんの考えを知りたくて読んでみました!
結論、米国一極投資でよいことを改めて実感し安心できました!
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ジェイソン流お金の増やし方を読んだ感想
ジェイソン流お金の増やし方を読んだ感想です。
- 厚切りジェイソンさんの徹底した節約ぶりがすごすぎる
∟10〜15kmは歩いて移動
∟1日2リットルのコーヒーを飲むが、業務スーパーで買った安いものを水筒に詰め替えて持参している
美味しいかって?美味しくないよ!(笑)byジェイソン
∟外食は基本しない
(妻の料理がおいしくて120kgあったが、80kgまで体重が落ちた)
- アメリカと日本の投資の考え方の違いが具体的な数字で表されていて日本はやはり資産運用が浸透していないんだと実感
- 資産運用をするには資産運用に対する価値観が同じ家族と生活することが大切、と書かれていたけどそれって意外と難しいよなぁ〜と思った
- 住宅ローンは頭金0円で繰り上げ返済もしなくてよい、良い借金だという考えが一緒で安心
- 「Microsoft社のPCやAppleの使ったiPhoneでMeta社のInstagramを見て、検索システムはGoogleをつかってない?」全世界の人がそんな生活をしているから、米国株に投資することは全世界に投資しているととらえることもできるという考えには感動!
ジェイソン流お金の増やし方の要約
ジェイソン流お金の増やし方の要約です。
- 生活費3ヶ月分を除いて資産運用はするべき
- 複利を味方につけるべき
- 初心者は投資信託、手数料を考えるならETF
- アメリカ株は企業に優遇された税制、株と報酬が連動する仕組みがあるから成長していくと思われる
- 米国の有名企業のサービスは世界で利用されているから米国に投資することは世界に投資しているととらえることもできる
- 人が作り上げた価値(金やビットコイン)はいつか暴落すると思う
- ジェイソンさんはVTI一本に投資
- 住宅ローンは良い借金
ジェイソン流お金の増やし方で勉強になったこと
- 日本では預貯金は54%、株式が9.6%、投資信託が3%と預貯金が大きな割合を占めている
- アメリカは預貯金が13%、株式が32%、投資信託が12%
- その理由は日本は社会保障が充実しているから。
- 企業が素晴らしい商品やサービス、価値を生み出し、その事業に自分のお金を使って支援する、その結果、その事業が世界を豊かにして、企業が生んだ利益が自分たちに分配されるというサイクルが株式で儲かる仕組み
- アメリカのトリニティ大学の論文で「FIREするために必要な資産は年間支出の25倍。年利4%の運用益で生活費をまかなえるようになる」と説明されている
- 複利はすごい
∟10万を元手に30年間、年利5%で運用をした場合、単利なら25万にしかならないが複利なら43万に。1.7倍の差となる。 - 家を買うお金は運用に回したほうがよいので、住宅ローンは頭金をできるだけ入れず繰り上げ返済もしなくてよい
- 手数料が安いETFがおすすめ(円をドルに変えたり、分配金を再投資する手間はあるが)
- 初心者は投資信託のほうが楽かも
- インデックスファンドとアクティブファンドはインデックスファンドの方が勝率が高い結果が出てる
- 現金を生活費の3ヶ月分だけ用意し、残りは資産運用する
- 危機があっても売らない。長期保有していれば回復するから。
- S&P500に投資していたけど3年前VTIに変更
- 理由は組入銘柄が500vs4000とVTIの方が多くNEXT GAFAみたいな企業が入ってるかもしれないから
- そのとき、S&P500は売却していない。積み立て先を変更しただけ。税金がかかるから。
- 自分の考えでVTIに投資しているけど、インデックスファンドは多数あるから自分で好みの投資先を選べばいい
- テーマ株も面白いかも。今だとSDGs系の会社とか。ただ、リスク分散はされにくい
- アメリカは法人に対する大幅な税制が行われ、企業が優遇されてきた(バイデン大統領は増税予定だが)
- アメリカのトップ企業の経営者は自社株を上げることを重要視している
- AppleのCEOは2020年の報酬が290億、テスラの社長イーロン・マスクは7226億
- アメリカのCEOの報酬は株価と報酬が連動している
- 経営陣も大株主だから株価を上げるのに必死になる
- 上記理由からアメリカの株は上がると思われる
- トヨタCEOの報酬は4億。でも日本では企業のトップがそんなにお金をもらうなんて、と批判されることも
- 上記環境がジェイソンさんにとっては日本株のリスクに思えてしまう
- 世界恐慌は回復までに25年、1987年のブラックマンデーは2年後回復、50%下落したリーマン・ショックも5年で回復、コロナ時は5ヶ月で回復
- S&P500やVTIの組入銘柄の成績が悪くなったら元気のいい会社に入れ替えが行われる
- 分配金には「普通分配金」と「特別分配金(元本払戻金)」の2種類がある。自分が受けてる分配金はどちらか確認しておくべき
- 普通分配金は利益なので課税対象
- NISA、つみたてNISA、iDeCoを徹底活用すべき
- 投資をするのは今が一番いい、今日が一番投資を長くできる日
- ジェイソンさんは個別株、中国株、コモディティには手を出さない
- コモディティはそれ自体が成長することはないから
- 人が作り上げた価値(金やビットコイン)はどこかで暴落する気がする
- REITはキャピタルゲインが見込めないからやらない
まとめ:ジェイソン流お金の増やし方
年末年始3冊のお金の本を読みました。
共通して言われていることは以下でした。
- インデックスファンドに投資しろ
- NISAやiDeCoなどの税制優遇は活用すべき
- 長期投資しろ
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積立/分割、コモディティ(ビットコイン含む)、インデックスファンドの投資先の考え方は3者3様でした。
それぞれがそう考える理由を理解し、自分で納得できる投資手法を実践していく必要があると感じました。
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